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眼瞼下垂

◆ 眼瞼下垂とは?

眼瞼下垂とは文字通り目を開けようとしているのに十分にまぶたが開かない病態です。
眼瞼下垂には様々な原因がありますが、エイジングとともに最もよくみられるのが、眼を開ける筋肉”眼瞼 挙筋”の腱膜のゆるみにより生じてくる “腱膜性眼瞼下垂”です。
これは高齢の方になるとかなりの頻度で見られてくるのですが、最近はコンタクトレンズの普及等に伴い、 早ければ20代、30代の方にも見られるようになってきました。
また眼瞼下垂研究の第一人者信州大学松尾教授の精力的な業績により、眼瞼下垂が視機能の障害だけでなく ミューラー筋のセンサーを介して交感神経の緊張状態を引き起こすことにより、肩こりや頭痛・不眠などの 様々な症状を引き起こす可能性があることがわかってきました。

◆ 挙筋腱膜前転術

 

 

 

図の赤矢印がまぶたをひきあげる眼瞼挙筋の腱膜です。
これが加齢等で緩んでくると眼を開けようとする眼瞼挙筋の力が十分にまぶたに伝わらず眼が開きに くくなり、 その深層で交感神経のコントロールにより眼の開き具合を調節しているミューラー筋(青 矢印)に過剰な負担がかかって来ることにより、 交感神経の緊張状態が生じてきます。
「挙筋腱膜前転術」はこの緩んだ(場合により瞼板からはずれた)挙筋腱膜を正常な位置へ戻し、挙筋 とミューラー筋がバランスよく働いて開瞼する生理的な状態に回復する機能再建手術です。


手術中、翻転した眼窩隔膜とともに挙筋腱膜を剥離同定します。(赤矢印)
この挙筋腱膜を瞼板前面へ前転し適切なテンションがかかる位置にて瞼板に固定します。
(実際には臥位・座位でチェックし、さらに反対側の挙筋を調整した後に、再度両側チェックし左右のバランスを調整します)
うまく左右バランスよく調整できれば腱膜のエクスパンションを使って重瞼線を固定し、止血の最終チェックをしたのち皮膚 を縫合し、手術終了です。

 

 

♦︎症状比較

【症例1:眼瞼下垂(挙筋腱膜前転術)】
BEFORE
10数年以上のハードコンタクトレンズの装用歴があり、それに起因すると思われる腱膜性眼瞼下垂を生じていました。 左側は瞳孔の上半まで完全にまぶたがかぶっており、右は左に比べると下垂は軽度に見えます が、左眼瞼を拳上するとマスクされていた下垂が出現し右側もさらにまぶたが落ちてきます。 (Herring効果)

AFTER
まだ腫れ・内出血ともに出ていますが眼の開きがよくなり、それに伴って手術前には大きく持 ち上げられていた眉毛がやや下降し、上眼瞼のくぼみもマイルドになっています。 「視界がすごく広くなりました!」と喜んで頂けました。

 

【症例2:眼瞼下垂手術】
BEFORE
長期のハードコンタクトレンズ装用歴があり、まぶたが瞳孔にかかっています。 左側の眉毛をより強く持ち上げようとするため後頚部の緊張がアンバランスとなり首が無意識のうちにわずかに右へ傾く傾向がありました。

AFTER
腫れもかなりひいて自然な目元になってきました。 眉毛の緊張も軽くなり左右のバランスも良くなり楽に目をあけられる様になっています。

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